2020/12/29
ラーシュ・ヴァリエ訳
水田宗子詩選集『蝉と山姥』(スウェーデン語)
2020/10/22
詩を道連れに
この漆黒の目の中に
二〇〇〇年先の光が差しているから
後戻りはできやしない
帰路は暗闇の中に消えている
(「道連れ」)
世界に散らばる家族たち、友人たち、女性詩人たち。彼女たちとのシスターフッドを信じて、遠い未来へ。日本のジェンダー研究を牽引してきた著者の最新詩集。詩論集『詩の魅力/詩の領域』との同時刊行。
カバー写真=エヴァ・ヴァリエ、装幀=伊勢功治
本体3400円+税
A5判変型上製・160頁
ISBN978-4-7837-3728-5
近刊・予約受付中
2020/09/25
出版社:ポエムピース (2020/09/16)
著者:水田 宗子/オカダミカ
<本の紹介 1>
水田宗子の詩×オカダミカのイラストレーション
絵本を紐解くように読み進める
新しい感性の詩集!
<本の紹介 2>
だれの中にもあるうさぎの記憶を呼び起こし
うさぎの目を通して人間界の迷宮の庭に入り込む。
迷っていること自体が生きるたのしみのように感じられる。
うさぎにまつわる連続した掌編詩集。
オカダミカのイラストレーションはカバーから本文、裏表紙へと繋がっていて
幾星霜の生き物たちを巻き込みながら瑞々しいクライマックスへと向かう。
記憶を封印するように押し花のモチーフが最終ページに現れる。
2016/11/4
出版社: 思潮社 (2016/11/4)
水田宗子 (著)
<本の紹介>
化石の明かさぬ永遠に 「何時でも最初で一度きり/一億年もがれきの中で」/生き残った
記憶」(花の化石―空へ)。 満開の花に終わりゆく命の激しい光耀を見る詩人は、影のよ
うに密やかでありながら、確かに残る化石のように続くその遥かな時間の循環に身をゆ
だね、それらをまるごと抱きとめる。 『青い藻の海』に続く、新詩集。
2016/06/16
出版社: 思潮社 (2016/6/16)
水田 宗子 (著者)
<本の紹介1>
わたしの暗闇のなかへ
雄鳥の叫びの記憶にかわる
何をむかえ入れるのだろうか (「鳥叫にこたえて」)
グローバルな視野で
フェミニズム文学批評の第一人者として、大学人として、幅広い活躍の傍ら、詩をつね
に自らの表現として携えてきた著者の一巻選集。
『春の終りに』『幕間』をはじめ、大庭みな子、木島始らとの四行連詩を収録する『帰
路』、詩画集『サンタバーバラの夏休み』『東京のサバス』から収録。
推薦=吉増剛造
対話=大庭みな子、北島
<本の紹介2>(「BOOK」データベースより)
フェミニズム文学批評の第一人者として。詩をつねに自らの表現として携えてきた著者
の一巻選集。『春の終りに』『幕間』をはじめ、『帰路』『青い藻の海』、詩画集『サ
ンタバーバラの夏休み』『東京のサバス』から収録。対話=大庭みな子「やわらかいフ
ェミニズムへ」、北島「漂泊の経験のなかで」収録。
2015/04/20
出版社:思潮社 (2015/4/20)
水田 宗子 (著)
<本の紹介>
「旅に出よう//サバティカルの旅へ/安息日には帰ってくるから――」。幾世代にも
わたって世界各地で暮らすファミリーの物語を、ナラティブな手法でダイナミックに描
き切る。『サンタバーバラの夏休み』『アムステルダムの結婚式』に続く三部作完結。
チカダ賞受賞後の最新詩集。絵=森洋子。
2013/11/15
出版社: 思潮社 (2013/11)
水田 宗子 (著)
<本の紹介>(「BOOK」データベースより)
生の時間にある“時間”や“他者”が一時、留保されるかのような「喪」の時間のなかで、
そこにとどまり、やがて、光の在りかを見出すまでの魂の軌跡を描く。
2013/05/15
出版社: 思潮社 (2013/05)
水田 宗子 (著)
<本の紹介>(「BOOK」データベースより)
移民家族に生まれ、入管で名前を聞かれた娘たちは空を見上げて「虹(レーゲンボーゲ
ン)」と答えた―。詩と絵で織りなす生と死の円環の物語。
2010/07/1
出版社: 思潮社 (2010/7/1)
水田 宗子 (著)
<本の紹介>(「BOOK」データベースより)
みんなみんな帰ってくる夏。おばあちゃんと孫八人は、その年、サンタバーバラで夏を
過ごした。おじいちゃんのいない夏休み―。詩人と絵本作家による、はじめての詩画
集。
2008/08/15
出版社: 思潮社 (2008/08)
水田 宗子 (著)
<本の紹介>(「BOOK」データベースより)
「羽衣は、女性の想像力のメタフォアである」という著者は、長い海外生活を経て、い
ま帰路の途上で、目に視えるもの、耳に聴こえるものを瑞々しい言葉で書きつづる。大
庭みな子との往復詩「炎える琥珀」からの作品を含む、12年間の作品を収める新詩集。
1996/08/15
出版社: 中央公論社 (1996/08)
大庭 みな子 (著), 水田 宗子 (著)
<本の紹介1>(「BOOK」データベースより)
互いの言葉に触発されて、魂が自在に交響する稀有の往復詩。
<本の紹介2>(「MARC」データベースより)
何ということもなくはじまった、やりとりだった。互いの言葉に触発されて、私の中の
わたしが語りはじめる。魂が自在に交響する、稀有の往復詩。二人が辿る文学の景色。
1980/05/17
出版社: 八坂書房(1980/5)
水田宗子 (著)
<本の紹介>準備中