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水田宗子

幕間

2017/09/26

一年ほどかけてフランソア トリュフォ の映画論の翻訳をしている。彼は私にとっては「我が人生の映画監督」だが、彼の人間としての素晴らしさに本当に気図いたのは、翻訳を始めてからだった。見直すたびに映画作品が違ってくるのも驚きだった。解釈が変わることはよくあるが、監督の人間が見えてくると作品が違ってしまうという経験は初めてで、翻訳が大変な仕事であることを考える契機になった。

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