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水田宗子

評論

二十世紀の女性表現―ジェンダー文化の外部へ (単行本 )

2003/10/15

出版社: 學藝書林 (2003/10)

水田 宗子 (著)

 

70年代、社会を変えた研究分野が誕生した!女性の視点から社会や経済、文学をとら

<本の紹介>(「BOOK」データベースより)

1990年代後半から2000年代初めに発表された論文、講演記録など13篇を収録。フェミ

ニズム/ジェンダーの視点から「他者」や「女性表現」を理論的に解明した「性的他者

とは誰か」(岩波講座社会学10『セクシュアリティの社会学』)や「近代化と女性表現の

回路」(日本女性学会二〇周年記念講演、『女性学』)、漱石文学におけるヒロインと

ジェンダーの問題を追求した「『虞美人草』における漱石の〈藤尾殺し〉について」

(『國文学』)、『浮雲』をジェンダーと移動から論じ、これまでの林芙美子論を塗り替え

た「放浪する女の異郷への夢と挫折」(『フェミニズム批評への招待』)などの他、石垣

りん、白石かずこ、吉原幸子などの画期的女性詩人論が収録されている。(SK)

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